プラセンタを飲んで便秘・下痢になることがある...!?

以下、プラセンタで便秘・下痢になる?の回答

どちらかというとプラセンタは腸の動きを良くしてくれるので便秘になるどころか便秘解消の方法の1つです。(⇒詳しくはコチラ)
内臓の働きを活性化して腸の蠕動運動を刺激してくれますし、便意をもよおすといった排便反射は自律神経に関連しているのでストレス性の便秘などにはプラセンタの自律神経調節作用が非常に効果的に働いてくれます。
ただ、体質によってはこうしたプラセンタの働きがお腹を緩くしてしまい、下痢になるということがあるみたいです。一応副作用といえるかもしれませんが、飲む量を減らすと落ち着くことが多いので試してみてください。
プラセンタの自律神経や内分泌系の調整作用がお腹の調子を左右する
プラセンタを摂取するようになって便秘になってしまったという声は、それほど数は多くはないものの、あるにはあります。
「プラセンタは消化器官に負担がかかるから便秘になる」なんていう情報もみかけましたが、固形物を食べるのとは違い、消化吸収のプロセスが簡略化されているサプリを飲む場合は、そんな話はありえません。
酸性度の高いものやアルカリ性の成分は空腹時に飲むと胃腸に負担がかかるといわれていますが、それでも便秘になることはないので、プラセンタサプリを摂取することで胃腸に負担がかかり、それが便秘の原因になるということは考えにくいです。
では、便秘になる理由は何なのか?ということですが、自律神経やホルモンバランスを整える作用の影響が一時的によくない方向にでてしまったということではないかと思います。
自律神経が腸と連動しているというのは既に紹介したとおりですし、黄体ホルモンの分泌量が多くなる生理前には便秘がちになるように、女性の場合はホルモンバランスと便秘も関連していることが多いです。
そのためプラセンタを飲んで、身体の機能が正常に戻ろうとする過程で一時的に不安定な状態になったり、身体が過敏に反応して「瞑眩(めんけん)現象」、いわゆる好転反応といった症状がでてしまうことが考えられるということです。
これまで交感神経が優位で便秘気味だったのがプラセンタのおかげで副交感神経が優位になると、腸の蠕動運動がよくなるので、慣れるまでは一時的にお腹が緩くなって下痢になるというなんていうことが起こってきてしまうわけです。
もし、プラセンタを飲み始めて便秘や下痢になってしまったのならサプリを1日置きに飲むようにするとか飲む分量を減らすなど、飲み方を工夫してもう様子見してみてください。とはいえ、下痢はまだしも便秘の場合は様子見できる日数に限界があると思います。
これまでスムースな便通があった人がプラセンタのせいで急に1週間の便秘になるというのは考えにくいですが、3日以上続けて便秘が続く、改善しそうな気配がないようで、あれば、使用を中止したほうがいいかもしれません。