プラセンタで太るという副作用はホントですか!?

以下、プラセンタは太る?の回答

プラセンタを摂取するようになって「太った!」「体重が増えた!」という人が結構います。
美容やアンチエイジング効果を期待していたのに、そうした効果を感じる前に逆に太ってしまったらさすがにショックだと思います。
「副作用としてプラセンタは太ることがあるのか?」ということについて答えると、そんな副作用はないというのが答えです。さまざまな作用があるプラセンタですが、脂肪を蓄える作用というのはありません。
「栄養分が凝縮されているからそれを摂取すれば太る」というようなことを言う人もいますが、プラセンタは、注射であってもサプリ、ドリンクであってもせいぜいカロリーは高くて30kcal程度なので、このせいで太るというのはありえないです。
他に可能性として考えられるのが細胞が活性化して肉体的も精神的にも元気になるため食欲が増すということ。体調がよくなると食事がおいしく感じられますから、食事の量が増えてしまったり、ついつい間食が増えてしまうといったことはあるかもしれません。
プラセンタの成長因子やホルモン調整作用で太るという可能性は?
成長因子の働きなどにより、細胞が活性化して骨密度や筋肉量が増えることで、その分、体重が増えるという声もあります。この場合は皮膚の厚みが増し、骨や筋肉の密度が上がることで重くなる⇒体重が増えるという意味です。
可能性としてはありえる話ですが、この場合、体重は増えていたとしても体脂肪率は減っているはずです。脂肪が減ってその分が筋肉になれば、体重という数値では変わりなかったり、増えているかもしれませんが、シャープで引き締まった体型になるので、見た目には痩せて見えます。
それからプラセンタはホルモンに作用するものだから、それが原因で太るという声もあります。
ホルモンに作用するもので副作用で太るものとしてはピルが有名です。ピルは女性ホルモンを補い、身体を妊娠中と同じ状態にするものですから、食欲も増し、太りやすくなるといいますよね。
ただ、医師にいわせると、ピルを理由に太っていいのは+500gまでだそうです。それに、そもそもプラセンタはホルモンバランスを整える作用があるといっても身体を妊娠中と同じ状態にするピルとは全く違うものです。
なので、ピルの副作用がプラセンタにもあると考えるのは間違いだといえます。
やはり、プラセンタの食欲増進作用で太るという説が有力!
そう考えるとやはり、食欲増進作用により摂取カロリーが自分では気が付かないうちに増えてしまっているというのがプラセンタで太る理由だと思います。
そのため運動習慣がないような人は特にプラセンタを飲む前後で食事の量や間食が増えて摂取カロリーが増えていないかどうか、体重は増えてないかしっかり管理したほうがいいかもしれません。
人間、一夜にして一気に太るということはないので、毎日体重を測っていれば、早期に体重増に気づくことができますし、それに応じて糖質を制限するなり、運動で汗を流すなり、対応できるのではないかと思います。
ほとんどないとは思いますが、もし、「食欲が抑えられない!」というような状態になってしまったらプラセンタの摂取量を減らすか、しばらく中止するなどして対処してください。