プラセンタの肝臓(肝機能障害)に対する効果

肝臓には吸収された栄養分を貯蓄・再合成する働きや有害物質を解毒する働きもあります。
そのためお酒を飲み過ぎて肝臓に負担をかけてしまったり、機能が低下してしまうと全身の倦怠感や脱力感、食欲不振、微熱、黄疸、発疹、体重減少、吐き気、かゆみなどの症状がでてきます。肝機能障害(肝炎・肝硬変)はそうした肝臓への負担が度を超えてしまった状態だといえます。
そんな私たちの健康に欠かせない肝臓を丈夫に健康に保ってくれる作用があるのがプラセンタです。肝機能の回復や肝炎・肝硬変の治療に対してはプラセンタを使った治療は保険適用されることを考えても肝臓(肝機能障害)に対する効果はかなり期待できると考えてよさそうです。
プラセンタの肝障害(肝炎・肝硬変)に対する効果を詳しく解説!
肝炎にはアルコール性とウイルス性のものがありますが、いずれの場合も過剰生成された活性酸素によって肝細胞が炎症を起こっている状態をいいます。肝硬変は、この肝炎が進行してしまった状態のことで肝臓が硬く委縮してしまう疾患です。
肝機能の健康度は、ALPやγ-GTPといった血液検査のデータをみればだいたいわかります。お酒をよく飲む人などはγ-GTPが異常な数値になっていることが多いですね。γ-GTPは献血をした際についでに調べてもらえます。
こうした肝機能障害をもたらす誘因として覚えておきたいのが活性酸素です。体のなかで肝臓は特にエネルギーとして酸素を消費するため活性酸素が発生しやすく、増えすぎた活性酸素によるダメージを常に受けているわけです。
そのため、肝臓の健康を保つにはいかに活性酸素を除去かが非常に重要になります。
その点、プラセンタには肝細胞を活性化してくれるだけでなく、肝臓で活性酸素が過剰に発生することを抑制(免疫賦活作用)したり、余分な活性酸素を除去する作用(活性酸素除去作用)もあります。
活性酸素を除去して肝臓(肝機能)を守る!
抗炎症作用が肝炎にアプローチ!
強肝・解毒作用がある
肝細胞を活性化し、活性酸素を予防・除去し、さらには活性酸素による炎症を抑える抗炎症作用も期待できるもので、肝機能の機能低下や肝炎・肝硬変といった肝障害に非常に効果があるといわれるのも納得です。
肝蔵の機能低下は、肝炎ウイルス、自己免疫疾患などの疾病や薬剤なども原因になりますが、ストレスや暴飲暴食、睡眠不足や運動不足といった生活習慣も肝機能低下の原因になります。
まず取り組むべきはこうした肝臓に悪い生活習慣を改めることですが、それに加えて肝機能の回復と修復をサポートするためにプラセンタを摂取するというのも肝臓を労わる方法としてあるということを覚えておくといいと思います。