プラセンタとピルを併用しても問題ありませんか!?

以下、プラセンタとピルの併用の回答

生理痛(PMS)を緩和する目的や避妊のためにピルを服用されている女性にとっては、女性ホルモンに働きかける作用のあるプラセンタを一緒に飲んでもいいものなのか?気になるところだとおもいます。
ピルとの相互作用については、プラセンタエキスの医薬品、ラエンネックのインタビューフォーム(医療関係者向けの情報提供書)を見る限り、言及されていません。
逆の立場、ピル視点で使用上の注意を見てみても、抗生剤等の一部医薬品とセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)との併用は禁止されているものの、プラセンタとの併用については特に注意はないです。
ホルモンに作用するものなので、心配する人は多いようですが、今のところプラセンタとピルの併用によって何かトラブルが起こるというエビデンスは見当たらないので心配ないというのが当サイトの見解です。
プラセンタと低用量ピル(OC)の相互作用について
現在、主流のピルはエストロゲンの含有量が少ない(50μg以下)低用量ピルと呼ばれるもので、人工的に女性ホルモンをコントロールすることで卵巣機能を休止させて排卵を起こらないようにします。
こうしたピルの女性ホルモンをコントロールする作用に対して、女性ホルモンの過不足を調整するなど内分泌系に働きかけるプラセンタを摂取してしまうと、
● 卵巣機能を活性化させてピルの効果を下げてしまうのではないか?
● お互いの作用が干渉しあって何か問題が起こるのではないか?
ということが気になってしまう人もいると思います。この答えに対しては婦人科の先生に相談してみても意見は、2つに分かれることが多いです。
● プラセンタとピルで相互作用があるという明確なエビデンスがないので問題ない
● 不妊治療に使われるぐらいだからピルとの併用は避けたほうがいい
どちらかというと「併用OK」という見解のほうが多数です。
理由ですが、プラセンタが胎盤の抽出物であり、生殖器に作用するものだといってもホルモン剤ではないので、低用量ピルとは効果効能が全く違うからとか、あえて併用がダメだという理由がないからといった感じです。
生理痛(PMS)の治療目的などにピルを利用している場合は、プラセンタを併用することで症状がどう変化したかなど、確かめながら併用の判断ができますが、避妊目的でピルを利用している場合は慎重に効果を確かめながらということができません。
妊娠してから後悔しても遅すぎますからね。
それ考えると、「医学的な的な根拠がない」といっても不安や心配を拭い去るような理由や自分で納得のいく根拠を見つけられないのなら、プラセンタとピルの併用は避けたほうがいいと思います。
プラセンタ摂取にかんするよくある質問

プラセンタを飲むのと塗るでは違いはあるの!?
飲むタイプのサプリ&ドリンクと塗るタイプの化粧品ではプラセンタの効果に違いがでてくるものなのか?お答えいたします。

飲むのを止めたらどうなりますか!?
毎日続けてこそ効果があるのはプラセンタも変わりません。もし、事情があって続けられなくなった場合、どうなるんでしょうか?

若い人が飲んでもいいの?
プラセンタというと30代以上のアンチエイジングや更年期障害対策というイメージが強いですが、若いうちからはじめてもいいものなんでしょうか?