プラセンタの放射能障害に対する有効性

ほとんどの人にとってはあまりピンとこない話になると思いますが、知られざるプラセンタの効果の1つとして「放射線障害の回復に有効である」というものがあります。
そもそもなぜ放射線が身体に悪いのかというと、放射線が人体を突き抜けるときに体の成分が破壊されたり、遺伝子を傷つけてガン化させてしまうからです。また、細胞を酸化させて老化の原因になる活性酸素も放射線の影響が強いほど増えるといわれています。
そんな放射線ですが厳密に管理されているため、一般の人が健康に害を及ぼすほどの量の放射線を浴びるということはまずありません。とはいえレントゲン写真を頻繁に撮るという方や飛行機によく乗るという人は放射線障害について知っておいて損はないはずです。
プラセンタの放射能障害に対する有効性について詳しく解説!
プラセンタには放射線による健康被害から体を守ってくれる可能性があるかもしれないという話は1982年の朝日新聞の記事にも掲載された国立遺伝学研究所変異遺伝部によるマウスの実験がネタ元として参照されることが多いです。
その内容というのは、「20日以内で死ぬ放射線量(500ミリシーベルト)を浴びたマウスに、プラセンタを投与したところ200日以上生存していた」というもの。非常に強力な放射線障害回復効果があることが確認されたんですね。
最近では帝京大学の研究チームが行ったマウスの実験でも明らかになっています。帝京大学の研究チームが行ったマウスの実験でわかったことというのは、
プラセンタを摂取すると放射線を浴びても障害の影響が軽い
放射線を浴びる前にプラセンタをすると免疫力の回復が早い
ということでした。プラセンタを摂取したマウスとそうでないマウスでは同じ量の放射線を浴びても明らかに生存日数や白血球の数に違いがあったんですね。
また実験のなかでプラセンタには「生物が持つ生体防衛機能を高める」という効果と「ストレスと活性酸素を抑える働きがある」ということが証明されており、こうした作用もまた放射能障害への有効性と関係があるだろうと考えられています。
実験はマウスで行われましたが、人間であっても同様の効果が期待できるのでは?ということですから、プラセンタの摂取が放射線障害から身を守るための1つの手段として予防や治療に活かすことができる可能性があるということなんですね。
福島の原発事故以来、放射能や放射性物質に過敏に反応してしまい、心労が絶えないという人が多いと聞きます。いろいろな対策があることを知れば、それだけ安心もできると思うので、プラセンタが放射能障害に有効ということも覚えておくと役立つかもしれません。