プラセンタのせいで眠気がひどい&眠れなくなる!?

以下、プラセンタと眠気の関係の回答

昔に比べて快眠のためのグッズやサプリメントなどの広告や宣伝をよくみかけるようになったと思いませんか?それもそのはずで年々、不眠症に代表される睡眠障害を抱える方が増えているんだそうです。
睡眠障害の原因には、ストレス、昼夜逆転の生活リズム、運動不足、栄養不足、アルコールやカフェイン、精神疾患の影響などが考えられるわけですが、一般的にはストレスから派生した現代病という見方をされることが多いです。
そんな睡眠障害に効果があるとして医療機関でも利用されているのがプラセンタです。プラセンタをはじめて一番最初に実感できるのが「よく眠れる」ということなので、眠気がひどいとか眠くなるというのは、十分ありえる話だと思います。
プラセンタが自律神経を調整することが眠気に影響します。
身体は疲れているはずなのに眠れないという場合、基本的には、交感神経が優位になっており、脳が緊張や興奮状態にある傾向があります。ストレスや心配事があったり、夜に激しい運動やスマホやゲームをすると、交感神経が優位になるので寝付きが悪くなります。
また、夜昼交代制のシフト勤務や時差勤務が仕事をしているとか、休みだからと週末に夜遅くまで起きていることで体内時計が狂ってしまって、眠れなくなるということもあります。
プラセンタは体内に起こっている不均等を正して本来のバランスに戻すという作用があるので、そうした自律神経が緊張や興奮状態にある時に摂取すると、その反動で弛緩・リラックス状態に大きく振れます。その結果、眠気を感じやすいようなんですね。
自律神経を調整する作用の反動が眠気を誘う
ホルモンバランスを調整する内分泌作用でメラトニンをサポート
脳内神経伝達物質を正常化する精神安定作用
というように、プラセンタで眠くなるという証拠はたくさんありますね。
一方で、眠気がひどくなるということに比べると数は明らかに少ないですが、プラセンタを利用するようになって逆に「眠れなくなった」「夜中に目が覚めるようになり睡眠が浅くなった」という人もいます。
その原因ですが、これまで紹介してきたように、プラセンタの作用は睡眠を司る身体のシステムに大きく影響すると思われるので、おそらくその影響が逆に眠れないという方向に出たと考えられます。
プラセンタによって神経系・内分泌系・免疫系といった体内のシステムが「興奮⇔鎮静・緊張⇔リラックス・促進⇔抑制」といった振り幅の中でゆらぐため、人によっては眠れなくなるという症状が出てくることもあると思います。
正常なバランスに整うまでの一時的なプロセスですが、プラセンタサプリやドリンクのせいで、もし、眠れなくなっているのだとしたら夜寝る前に飲むのはやめて、朝起きてすぐや午前中のうちに飲むようにするといいかもしれません。