プラセンタで体臭がきつくなるらしい...!?

以下、プラセンタで体臭がきつくなる?の回答

プラセンタを摂取して体臭がきつくなるかどうか?ということに対してはあまりはっきりと断言することはいえません(すみません。)
一応、サプリメーカーなどに電話して聞いてみましたが、どのメーカーも口を揃えて「そんなことはない」と一点張り。
サプリに含まれている粉末化されているプラセンタエキスは直接ニオイを嗅ぐと確かに臭うものもありますが、プラセンタを飲んだことで、体臭がするようになるとか、きつくなるということは考えられないです。
ただ、体臭がするようになる、きつくなるということを前提に考えると、身体の新陳代謝がよくなることで、皮脂腺や汗腺が活性化して一時的に匂うということはあるかもしれません。
体臭は、汗や皮脂が分解されたときに発生する!
そもそも体臭がどうやって発生するかですが、汗や皮脂などが皮膚の常在菌に分解されると発生します。汗や皮脂そのものにはニオイはなく、菌によって分解されたり、酸化すると嫌なニオイが発生するんです。
また、汗が分泌される汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があり、アポクリン腺から分泌される汗にはアンモニアや脂肪酸、鉄分などが含まれているので、これが分解されるとかなり強い臭いを発生します。
その典型的な人がいわゆるワキガの人です。耳垢が湿っている人(日本人のおよそ10~15%、白人は80%、黒人は100%)はアポクリン汗腺が発達している証拠なので他の人に比べて体臭はキツくなる傾向があります。
皮脂も分泌されたばかりのフレッシュなものは気になるようなニオイを発しません。しかし、時間が経つと酸化してしまって、そのときに悪臭を放つさまざまなニオイ物質が生成されてしまうので体臭の原因になります。
こうした体臭のメカニズムから考えるとプラセンタそのものが体臭の原因になるというのは考えにくいです。そのため、プラセンタに体臭をきつくするような作用はないというのが一般的な見解になるわけです。
プラセンタが汗腺や皮脂腺を活性化するのが体臭の原因かも?
ただ、体臭がキツくなるのだとしたら、それはプラセンタによって血行が促進されたり、新陳代謝が促進されることで汗や皮脂の分泌量が増えることが影響しているのかもしれません。
代謝が悪いと血行不良を起こしやすくなりますし、血行不良を起こしている部位というのは発汗量も少ないです。これがプラセンタの作用によって血行や代謝が促進されるようになれば汗や皮脂の分泌がよくなります。
冬より夏のほうが体臭を感じやすくなることからもわかるように、汗や皮脂の分泌量が増えれば、菌が繁殖しやすくなるでしょうし、酸化した皮脂も増えるため、ニオイも発生しやすくなります。
また、確認されたわけではありませんが、プラセンタによってアポクリン腺が活性化してしまう可能性も0ではないと思います。
最近は日本人も食の欧米化が進み、その影響でアポクリン汗腺が大きくなっているといいますから、その活動をプラセンタが後押ししてしまうするということも考えられなくはないんです。
以上のことをまとめると、プラセンタそのものが体臭の原因になることは考えにくいものの、その作用によって汗腺は皮脂腺が活性化して発汗量や皮脂量が増えたり、アポクリン腺が活性化されることで体臭がキツくなるかもしれないということです。
あくまで仮説ですが、1つの可能性として覚えておくといいかもしれません。
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